型式変更申請とは|検定機構造を変更する際の公安委員会手続き

型式変更申請とは

型式変更申請とは、既に検定または認定を受けた遊技機の構造やプログラムに一部変更を加える場合に、公安委員会へ申請を行う手続きである。風営法第20条および施行規則に基づき、変更内容が技術基準の適合範囲内であるかを確認することを目的としている。

申請には、変更箇所の図面、プログラム改訂書、試験結果、変更理由書などを添付する。軽微な変更であれば届出で済む場合もあるが、出玉性能や制御基板など根幹部分に関わる場合は再検定が必要となる。公安委員会は書類審査と試験機関からの報告をもとに承認可否を判断する。

型式変更申請は、技術革新や保守対応を円滑に行うための制度であり、メーカーの責任と行政の監督を両立させる仕組みとして機能している。