外部ROMチェック手順とは|遊技機プログラムの改ざんを防止する検査方法

外部ROMチェック手順とは

外部ROMチェック手順とは、遊技機に搭載されている制御基板や外部記憶媒体(ROM)が、検定時に登録されたプログラムと同一であるかを確認するための検査手順である。目的は、不正改造やプログラム改変を防止し、出玉性能や制御内容が基準通りであることを保証することにある。

チェックは主に保通協や公安委員会によって実施され、ROMのデータハッシュ値を照合する方式が一般的である。ホールでも定期的な自主点検が求められ、指定検査機器を用いて改造の有無を確認する。万一、ROM内容が異なっていた場合は、風営法違反として営業停止などの処分対象となる。

外部ROMチェック手順は、遊技機の透明性と信頼性を担保する重要な制度であり、技術の高度化に合わせて検査方法も進化を続けている。