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設置場所規制とは|遊技機営業区域を定める風営法上の制限
設置場所規制とは 設置場所規制とは、遊技機を設置できる営業区域や建物の構造・位置に関して、風営法および各都道府県条例で定められた制限のことを指す。目的は、青少年保護と生活環境の維持にあり、学校・病院・児童福祉施設などの周辺では原則として新規設置や営業が制限される。 規制範囲は自治体によって異なるが、概ね半径100〜300メートル以内が多い。また、避難経路・防火区画・音量規制など、建築基準法や消防法 […]
設置場所規制とは 設置場所規制とは、遊技機を設置できる営業区域や建物の構造・位置に関して、風営法および各都道府県条例で定められた制限のことを指す。目的は、青少年保護と生活環境の維持にあり、学校・病院・児童福祉施設などの周辺では原則として新規設置や営業が制限される。 規制範囲は自治体によって異なるが、概ね半径100〜300メートル以内が多い。また、避難経路・防火区画・音量規制など、建築基準法や消防法 […]
行政指導文書とは 行政指導文書とは、公安委員会や警察庁が業界団体や事業者に対して、風営法や関連規則の遵守を促す目的で発行する正式な通知文書のことを指す。行政処分とは異なり、法的強制力を持たないが、改善要請や再発防止策の提示など、実務上は非常に重要な意味を持つ。 代表的な行政指導には、「広告宣伝の適正化について」「無承認入替防止に関する注意喚起」「射幸性抑制に関する要請」などがある。発出後は、業界団 […]
再認定検査費用とは 再認定検査費用とは、遊技機の認定期間が満了する際、引き続き設置を希望するホールが公安委員会を通じて申請する「再認定検査」にかかる費用のことを指す。通常、検定有効期間(3年)+認定期間(3年)を経過した機種を再度適法化するためには、再認定申請とともにこの費用を支払う必要がある。 費用は都道府県ごとに異なるが、1台あたり数千円から数万円程度が一般的で、手数料として公安委員会または指 […]
販売業登録とは 販売業登録とは、遊技機を販売・流通させる事業者が公安委員会に登録を行い、正式な販売業者として営業するための制度である。風営法および関連告示に基づき、登録業者は販売履歴や仕入れ台帳の管理義務を負う。登録を受けずに販売を行った場合、無許可営業として処罰の対象となる。 登録には、事業者情報、営業所所在地、取扱機種区分、販売経路などを記載した申請書を提出し、公安委員会の審査を経て登録証が交 […]
遊技機製造業許可とは 遊技機製造業許可とは、遊技機を製造する事業者が公安委員会の許可を受けて営業を行うための制度である。風営法第20条および関連通達に基づき、製造工程・品質管理・セキュリティ体制などが基準を満たしていることが条件となる。無許可での製造行為は法律で厳しく禁じられている。 申請時には、会社概要、製造設備の詳細、技術責任者の経歴、セキュリティ管理計画などを提出し、公安委員会が審査を行う。 […]
検定番号シールとは 検定番号シールとは、遊技機が公安委員会の検定を受けて合格した際に、その検定番号を明示するために貼付される識別シールである。検定ラベルと併せて使用されることが多く、主に型式名や認定情報の識別を容易にする目的で設けられている。 シールには、機種名、製造番号、検定番号、公安委員会名などが記載され、改ざんや剥離防止のために特殊素材で作成されている。中古流通時にはこのシールの状態が非常に […]
検定ラベルとは 検定ラベルとは、公安委員会による検定を通過した遊技機に貼付される公式の証明ラベルである。ラベルには検定番号、検定年月日、都道府県名、公安委員会名などが記載され、遊技機が法的に設置可能であることを示す。風営法第8条に基づき、検定ラベルの貼付は義務化されている。 検定ラベルは、遊技機の正面または側面の見やすい位置に貼付され、剥離・改ざん・再利用は固く禁止されている。中古流通時にはラベル […]
表示義務とは 表示義務とは、遊技機や営業施設に対して、風営法および関連通達で定められた情報を明示的に表示することを義務づけた制度である。目的は、遊技者が安全かつ安心して遊技を行える環境を確保することにあり、違反時には行政指導または罰則の対象となる。 遊技機においては、検定番号、認定番号、製造番号、設置日、製造業者名、封印番号などを見やすい位置に表示しなければならない。また、ホール内では営業許可証、 […]
型式変更申請とは 型式変更申請とは、既に検定または認定を受けた遊技機の構造やプログラムに一部変更を加える場合に、公安委員会へ申請を行う手続きである。風営法第20条および施行規則に基づき、変更内容が技術基準の適合範囲内であるかを確認することを目的としている。 申請には、変更箇所の図面、プログラム改訂書、試験結果、変更理由書などを添付する。軽微な変更であれば届出で済む場合もあるが、出玉性能や制御基板な […]
廃棄届出制度とは 廃棄届出制度とは、使用済みまたは検定失効後の遊技機を廃棄する際に、公安委員会へ事前に届出を行う制度である。風営法と廃棄物処理法の双方に基づき、適正な廃棄・リサイクル処理を担保することを目的としている。ホールや販売業者は、廃棄予定の機種ごとに製造番号・封印番号・廃棄業者名を記載した届出書を提出する必要がある。 廃棄は、公安委員会認定の処理業者またはリサイクル認定事業者によって行われ […]