入替承認申請とは|新台設置に必要な公安委員会への公式手続き

入替承認申請とは

入替承認申請とは、ホールが既設の遊技機を撤去し、新たな機種を設置する際に、公安委員会へ提出する正式な手続書類である。風営法第8条および施行規則に基づき、設置機種の検定番号・認定番号・製造番号・設置台数などを明記して申請を行う。公安委員会の承認を得た後でなければ、新台の設置や営業利用を開始することはできない。

この制度の目的は、検定外機や改造機の不正設置を防止し、遊技機の適法性を行政が直接確認することにある。申請書には遊技機検査票や配置図、設置予定日の報告が添付され、承認後に検査官による現場確認が行われる。違法入替や無届設置が発覚した場合、営業停止や罰金などの行政処分が科される。

入替承認申請は、遊技機流通の管理制度の中核をなす仕組みであり、ホールのコンプライアンスを示す指標でもある。適正な手続きを経ることで、風営法に基づく公正な市場環境が維持されている。