💎 パチンコ・パチスロ用語辞典:据え置き台

― 設定リセットされず“前日の状態を引き継ぐ台” ―
ホールの思考と営業戦略を映す「鏡」


1. 定義と概要 ― 「据え置き」とは何か

据え置き台とは、ホールが開店時(朝イチ)に設定変更やリセット操作を行わず、前日の内部状態をそのまま引き継いだ台のことを指します。

機種区分据え置き内容代表的影響
🎰 パチスロ設定・内部モード・天井G数・有利区間などが継続前日のゲーム数やモードを引き継ぎ、天井が早まる可能性
🎯 パチンコ大当たり履歴・スタート回数・遊タイム残り回数などが継続遊タイム直前の台が狙い目となる
💡 一言で言えば: 「昨日の続きから今日が始まる台」
据え置きを見抜くことは「天井狙い」「高設定継続狙い」といった期待値立ち回りに直結する。

2. リセットとの違い ― 内部動作の境界線

据え置きとリセット(設定変更)は見た目が似ていても、内部挙動はまったく異なります。

項目リセット台(ラムクリア)据え置き台
内部メモリ初期化(前日の状態消去)前日の状態を保持
天井カウント0から再スタート前日の残りG数を継続
内部モード初期モードへ移行前日のモードを引き継ぐ
有利区間リセット(機種依存)継続する場合あり

🧩 技術的には「電源OFF→ONのみ」で設定変更信号を送らないケースが多い。


3. 判別の実践テクニック ― 朝イチ10Gが勝負

据え置きの見抜き方は「リール挙動」「液晶」「データカウンター」の3点を観察するのが基本です。

判別項目据え置きのサインリセットのサイン
🎞 リール挙動ガックンしない(滑らかに停止)ガックンする(1コマ分ズレる)
💡 液晶・ランプ前日演出が継続初期デモ画面に戻る
📊 データカウンター朝イチでG数が0以外完全リセットで0Gスタート
🎯 パチンコ遊タイム前日の残り回数が表示表示が0または非表示
✅ プロの基本行動:
朝イチ10G以内で、リール挙動+液晶+データカウンターを同時チェック。
3項目が据え置き傾向なら、即確保がセオリー。

4. 戦略的活用 ― 「据え置き」は情報資産

据え置きの有無を正確に見抜けば、天井狙い・高設定狙いなどの期待値稼働に大きな優位性が生まれます。

📈 天井狙い時の期待値目安

前日ハマりG数据え置き時の時給目安
500G〜約2,500円以上
700G〜約4,000円以上

例:前日800Gハマり → 据え置き確認 → 実質200Gで天井 → 平均期待値+約3,500円(6.5号機基準)

🎯 高設定据え置き狙いの考え方

  • 前日+1,500枚以上でREG多めの台は翌日据え置きの可能性が高い
  • イベント翌日は「高設定据え置き」で常連客を維持する店舗も存在

🧮 店舗傾向のデータ化

リセット/据え置き比率を30日単位で記録し、曜日別・イベント別の傾向を統計化。
「第2・第4土曜は据え置き率高」など、ホールの“クセ”を見抜くことが可能です。


5. 現代ホールの実情 ― 「部分リセット」の時代

近年では完全据え置き・完全リセットの二択ではなく、モードだけ初期化/天井は継続といった部分リセットが主流です。

ケースプレイヤーへの影響
天井継続+モードリセット天井狙い○/高確狙い×
有利区間リセットのみ設定1でも一時的に高挙動を見せる罠あり

🎯 対策: 朝イチ50G以内の小役確率・CZ突入率・前兆挙動を観察し、部分リセットを見抜く。


6. まとめ ― 「据え置き台」はホールの思考を読む鏡

据え置きはホールのコスト戦略と信頼維持のバランスに直結する要素です。
リセットを省く一方で、常連への信頼演出としての意味も持ちます。

最終結論:
据え置き台とは「昨日が今日を支配する仕組み」であり、
ホールの戦略とプレイヤーの洞察が交差する、情報戦の起点である。


🧭 実践チェックリスト(プロ仕様)

チェック項目内容
1朝イチ10G以内にリール・液晶・カウンターを確認
2前日700G以上ハマり台をリスト化
3ホール別据え置き率を30日データ化
4部分リセット挙動を50G以内で見抜く
5据え置き濃厚台は即確保(判断は“秒単位”)

据え置きを見抜く者は、ホールを制す。あなたの観察データこそ、次の期待値を生む資産となる。


📌 用語集

監修:野口智行(有限会社グローバルスタンダード)
2003年創業・累計販売台数5,000台以上。遊技機流通・メディア事業の双方でE-E-A-Tを実践し、正確な知識と倫理性を発信。