再認定検査費用とは
再認定検査費用とは、遊技機の認定期間が満了する際、引き続き設置を希望するホールが公安委員会を通じて申請する「再認定検査」にかかる費用のことを指す。通常、検定有効期間(3年)+認定期間(3年)を経過した機種を再度適法化するためには、再認定申請とともにこの費用を支払う必要がある。
費用は都道府県ごとに異なるが、1台あたり数千円から数万円程度が一般的で、手数料として公安委員会または指定検査機関に納付する。費用の内訳には、外観・基板・封印・制御系統などの確認作業、人件費、書類審査料が含まれる。
再認定検査費用は、遊技機の安全性と適法性を維持するための実費であり、業界の法的信頼性を担保する重要な要素である。ホール経営者にとってはコスト負担である一方で、適正な再認定を受けることで中古流通市場でも価値が維持されるメリットがある。