パチンコ・スロットの「期待値」を数値化する:ボーダー理論と機械割の“ブレ”の許容範囲

🤎 ロバスター「グロー、前回の『ボーダーライン』は“収支ゼロの基準”だったな。勝つにはその先の期待値(EV:Expected Value)を数値化し、行動の基準にする必要がある。」

ロバスターが黒板で期待値を解説する

🧡 グロー「“期待値がプラス”でも負けることがあるよね?結局は運じゃないの?」

グローが疑問を投げかける

🤎 ロバスター「その不安は確率のブレを正しく捉えていないからだ。期待値は“運を平均化した純粋な収益力”。今日はどう計算し、どこまでのブレを許容するかを明確にしよう。」

1. 期待値(EV)とは:数学が定義する「勝てる行動」

1-1. パチンコのEVの本質

期待値とは、その行為を無限に繰り返したときの1回あたりの平均利益。パチンコでは1,000円あたりの回転数(回転率)ボーダーをどれだけ上回るかで価値が生まれる。

  • 目的: EVがプラスの台を選び続けることが長期勝利の唯一の道。
  • 直感: ボーダー18回転の台で実測20回転なら、差の2回転分が価値。

簡易式(概念)

EV(円/日) ≒ (実測回転率 − ボーダー) × 1回転の価値(円) × 総回転数

※実戦では出玉・電サポ増減・持玉/現金比率などで精緻化する。

1-2. パチスロのEV=機械割(RTP)

スロットは機械割(RTP:Return To Player)でEVを表す。投入に対して平均でどれだけ戻るかの比率で、完全技術介入が前提。

EV(円) = 総投資(円) × (機械割 − 1)

例:機械割110%・総投資10,000円 → EV = +1,000円(理論上)。

2. 「確率のブレ」を理解する:短期の負けはなぜ起こる?

2-1. 大当たり確率と収束の遅れ

1/319のように分母が大きいほど短期の結果は理論からズレやすい。1日2,000〜3,000回転でも理論値に近づかないことは普通で、短期の負けは“ノイズ”。

2-2. 許容範囲=リスク管理の核心

鍵はリスク許容度。理論へ近づくには最低でも数万回転が必要。資金(資本)とメンタルを先に設計し、破産確率を下げる。
「負けはブレの一部」。EVがプラスなら冷静に続行するのが合理的。

理解が進み前向きになるグロー

3. EVを“武器化”する実務

3-1. パチンコ:回転率×稼働量で積む

  • 回るほど・長く回すほどEVは積み上がる。
  • 回転率の実測精度、持玉比率、出玉削りの把握が誤差を左右。

3-2. パチスロ:技術ロスの最小化

  • 技術介入精度(目押し等)を一定以上で維持。
  • 機械割の理論値と自身の実力差(ロス)を把握・改善。

結論:期待値は「感情」を排除する冷静な武器

短期の負けはブレ。EVプラスの選択を継続する限り、長期では数学があなたに味方する。

※本記事は遊技理論の解説を目的としており、風営法その他関連法令を遵守したうえで記述しています。射幸心をあおる意図は一切なく、健全な遊技文化の理解促進を目的としています。

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監修:野口智行(有限会社グローバルスタンダード代表)

2003年創業・累計販売台数5,000台以上。スリーピース/有限会社グローバルスタンダードとして、長年にわたり技術監修と情報発信を行う。