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設置期限とは|検定・認定に基づく遊技機設置の有効期間
設置期限とは 設置期限とは、公安委員会検定または認定を受けた遊技機をホールに設置できる期間を指す。風営法および施行規則では、検定の有効期間を原則3年間、認定による延長を含めて最長6年間と定めており、この期限を超えて遊技機を営業に使用することは禁止されている。設置期限を管理することは、法令遵守と営業リスク回避の両面で不可欠である。 期限管理は、ホールが自主的に行うだけでなく、全日遊連や回胴遊商などの […]
設置期限とは 設置期限とは、公安委員会検定または認定を受けた遊技機をホールに設置できる期間を指す。風営法および施行規則では、検定の有効期間を原則3年間、認定による延長を含めて最長6年間と定めており、この期限を超えて遊技機を営業に使用することは禁止されている。設置期限を管理することは、法令遵守と営業リスク回避の両面で不可欠である。 期限管理は、ホールが自主的に行うだけでなく、全日遊連や回胴遊商などの […]
遊技機性能試験とは 遊技機性能試験とは、風営法およびその施行規則に定められた技術的基準に基づき、遊技機が適正な性能を持つかを検証するための試験制度である。保通協などの型式試験機関が実施主体となり、出玉性能試験・動作安定性試験・制御プログラム検査などが包括的に行われる。目的は、遊技機が射幸性を過度に高めず、公平で安全な構造を維持しているかを科学的に確認することにある。 試験では、ハードウェアとソフト […]
射幸性基準とは 射幸性基準とは、遊技機の出玉性能や遊技結果の偶然性が過度に高まらないように制限するための基準であり、風営法施行規則第8章に定められている。目的は、射幸心の過度な刺激を防止し、依存傾向の抑制と社会的健全性の確保を図ることにある。行政上は「出玉性能試験」や「短期・中期・長期出玉率」の検証によって具体的に運用される。 この基準は、保通協の型式試験で厳格に確認される項目の一つであり、1時間 […]
改造防止措置とは 改造防止措置とは、遊技機が不正に改造されたり、出玉性能やプログラムが意図的に変更されたりすることを防ぐために設けられた構造上および制度上の仕組みを指す。風営法およびその施行規則では、遊技機メーカーに対して「容易に改造できない構造」を設計段階から義務づけており、これを満たさない機種は検定や認定の対象外とされる。改造防止は技術的要件であると同時に、業界の公正性を支える法的義務でもある […]
認定制度とは 認定制度とは、公安委員会がすでに検定を受けた遊技機について、検定の有効期限が切れた後でも一定期間の使用を認める制度である。検定の有効期間は原則3年間だが、メーカーの生産終了や設置継続の必要性などを考慮し、ホールが申請することでさらに3年間の延長が可能となる。この手続きを通じて「認定機」となった遊技機は、引き続き法的に設置が許可される。 認定制度の目的は、検定満了後も基準に適合している […]
型式試験機関とは 型式試験機関とは、遊技機が風営法およびその施行規則に定められた技術的基準に適合しているかを試験・評価する第三者機関のことである。メーカーが新たなパチンコ機やパチスロ機を開発した際、その機種が法的に認められるためには、まず型式試験機関による適合審査を受けなければならない。日本では保通協(保安通信協会)が代表的な指定機関として知られ、他にもGLI Japanなど、国際的な試験ノウハウ […]
保通協(保安通信協会)とは 保通協(一般財団法人保安通信協会)は、風営法に基づく遊技機の型式試験を実施する指定試験機関である。正式名称は「Security Communications Association」で、略称SCAとも呼ばれる。遊技機メーカーが新台を発売する際、まず保通協に型式試験を申請し、構造やプログラム、出玉性能が風営法施行規則の基準に適合しているかを検査する。この試験を通過しなけれ […]
公安委員会検定とは 公安委員会検定とは、遊技機が風営法およびその施行規則に適合しているかを確認するための正式な審査制度である。ホールに設置されるパチンコ・パチスロ機は、必ずこの検定を通過しなければ営業に使用できない。各都道府県の公安委員会が所管し、試験の実務は保通協(保安通信協会)などの指定試験機関が代行して行う。検定に合格した機種には「検定番号」が付与され、その有効期間は通常3年間と定められてい […]
風営法施行規則とは 風営法施行規則は、正式名称を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」といい、風営法を実際に運用するための具体的な細則を定めている。警察庁が所管し、公安委員会が行う検査・承認・監督の基準は、この施行規則に基づいて運用される。法律そのものが「何をしてはならないか」を定義する一方、施行規則は「どのように実施するか」を示す役割を持つ。 遊技機に関しては、施行規則第8章 […]
風営法第23条とは 風営法第23条は、遊技機の設置や変更を行う際に必要な行政手続きを定めた条文であり、ホール営業における最重要規定のひとつとされている。パチンコ・パチスロ機を新たに設置、もしくは機種入替を行う場合には、公安委員会の承認を得なければならず、これを怠ると無承認設置として行政処分や営業停止の対象となる。 この条文の目的は、遊技機の構造・性能が基準に適合しているかを確認し、射幸性の過度な高 […]