子役確率(こやくかくりつ)は、ベル・チェリー・スイカ・リプレイなどの小役が1ゲームあたりで内部的に成立する確率を示す指標です。
表記は「1/6.0」「1/99.9」などの分数形式。機械割・ベース(コイン持ち)・設定推測を支える“基礎数値”であり、長期試行では理論値へ収束します。
Ⅰ.定義と本質 ― 台の「命脈」を司る確率
子役確率とは、内部乱数により小役が成立する確率のことです。数値は機種設計の骨格を成し、特にAタイプや技術介入機では
ベルやスイカの微差が設定示唆の決定打となります。
| 小役の区分 | 主な目的 | 機械割・推測への貢献 |
|---|---|---|
| ベース役(例:ベル) | コイン持ちの維持 | ベース(分母)を形成し機械割に直結 |
| チャンス役(例:チェリー/スイカ) | ボーナス・CZ抽選のトリガー | 出玉の起点で設定差の主要判断材料 |
Ⅱ.子役確率の役割 ― 設定推測の“鉄壁の根拠”
- 長期収束性:完全確率制御により、試行を重ねるほど理論値へ近づく。
- 高設定の典型傾向:ベル確率の僅かな良化/特定チャンス役(例:スイカ、弱チェ)に明確な差。
- 実戦手順:最低1,000G(理想3,000G)のサンプルを採取 → 小役別に実測確率を算出 → 公表値・解析値と比較して設定を推測。
「1/○」の統計的読み方
例:「1/6.0」は平均6Gに1回の成立を意味します。短時間では偏りが必至のため、数十~数百Gでは判断を下さないのが原則です。
Ⅲ.成立役と入賞役 ― 技術介入が生む“見えない誤差”
| 区分 | 定義 | 実戦への影響 |
|---|---|---|
| 成立役 | 内部抽選で成立した小役(乱数で決定) | 目押しに依らず確率は一定。設定推測の母数は必ずこちらを用いる。 |
| 入賞役 | 実際に目押しで揃えて払い出しを受けた小役 | 取りこぼしにより数が変動。機械割低下の主因となる。 |
スイカ・チェリーなど目押しが絡む役は、入賞数の不足=設定差ではなく、プレイヤーの技術差である可能性が高い点に注意。
Ⅳ.現代機の注意点 ― 状態変化と解析条件の“罠”
- 状態依存:AT/ART機では高確・低確など内部状態で子役確率や抽選優遇が変化。状態を無視した合算カウントは誤判定を招く。
- 公表値とのズレ:実戦値との差は、試行不足・状態配分の差・集計条件(通常時のみ/全状態平均)の違いが主因。
- 対策:長期試行+可能な範囲で状態別にログ化し、理論値との乖離を検証。
Ⅴ.まとめ ― 子役確率は“期待値の羅針盤”
結論:短期の偏りに惑わされず、最低1,000G(理想3,000G)の長期試行で傾向を読む。
その上で、成立役基準で確率を評価し、状態要素を加味して推測の精度を高める。
関連項目
- 設定差
- 機械割
- 小役カウント
- 出現率
📌 用語集
- 📘 【リプレイハズシ】
└ https://pachi-matome.jp/replay-hazushi/ - 📘 【目押し精度】
└ https://pachi-matome.jp/meoshi-seido/ - 📘 【取りこぼし】
└ https://pachi-matome.jp/torikoboshi/ - 📘 【BIGボーナス】
└ https://pachi-matome.jp/big-bonus/ - 📘 【REGボーナス】
└ https://pachi-matome.jp/reg-bonus/
監修:野口智行(有限会社グローバルスタンダード)
2003年創業・累計販売台数5,000台以上。遊技機流通・メディア事業の双方でE-E-A-Tを実践し、正確な知識と倫理性を発信。